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闇夜に不審な影 車上荒らし プロの仕業? カメラに一部始終(FNNプライムオンライン)

真夜中の駐車場を、手袋をはめるようなしぐさとともに歩く男。

視線の先には、ワゴン車が。

助手席の窓から、中の様子をうかがっていた次の瞬間、窓ガラスをたたき割った。

被害に遭った「東亜機械工業」の後藤威彦代表取締役は、「やはりぞっとします。気持ち悪かったですね」と話す。

6月27日、愛知・名古屋市のフォークリフト販売会社「東亜機械工業」の敷地内で発生した車上荒らし。

その犯行の一部始終を、防犯カメラがとらえていた。

人通りも少なくなった午後11時半すぎ、1人の男が現れ、門のあたりで、何やらキョロキョロと周囲の様子をうかがっていた。

男は、そのまま敷地内へと侵入。

商用車の前まで来ると、ポケットから何かを取り出す。

そして、少し腰をかがめると、窓ガラスの右下あたりに狙いをすまし、一撃。
いとも簡単に、窓をたたき割った。

手慣れた様子の犯行映像を見た後藤代表取締役は、「ガラスの飛散を、自分がかからないように、そういう体勢にしたのかもしれない」と話した。

その後、男はライトで照らしながら車内を物色。

荒らされたあとの写真を見ると、地面には、車内にあった書類が乱雑に散らばり、粉々に飛び散ったガラスの破片が。

車内からは、「バッテリーテスター」という車の電圧を測る機器が盗まれていた。

さらに男は、画面奥にある、もう1台の車にも狙いをつけた。

後藤代表取締役「特殊工具を使って、ガラスを割って侵入していますね。ETC(自動料金収受システム)車載器とカードも入っていたので、車載器ごと、もぎ取られている感じ」

わずか4分ほどで、2台の車から機器を奪った犯行。

被害は、盗まれたバッテリーテスターとETC車載器、あわせておよそ5万円相当のほか、車の修理費として、30万円から50万円ほどかかるという。

さらに被害に遭った2台の車は、フォークリフトの修理・点検などの出張サービスに使う商用車だったため、現在、営業ができない状態に。

後藤代表取締役「コロナの中で、われわれも苦しく事業を営んでいる。非常に商売に対してのロスがあるので、怒りというものを覚えますね」

現場周辺では、6月27日から28日の深夜にかけて、未遂も含め、車上荒らしが相次いだということで、警察は関連を調べるとともに、防犯カメラの男の行方を追っている。 (FNNプライムオンライン)