“盗難車ロンダリング”逮捕前に直撃あきれた言い分 テレ朝ニュース
盗んだ高級車を輸入車と偽って販売する、いわゆる「盗難車ロンダリング」。警視庁に男2人が逮捕されたのですが、盗難車を売る組織的なグループが関与しているとみられています。 逮捕されたのは田村航容疑者を含む30代の男2人。関東運輸局の車検場に偽造した書類を提出し、盗難車の車検を不正に通させた疑いなどが持たれています。いわゆる「盗難車ロンダリング」とは…。犯罪グループは「盗難車」を売る前に海外に輸出された車の「車台番号」を入手します。この、本来「日本には存在しない番号」を盗難車に付け替えて「再輸入した車」と偽装。車検で輸入した車として登録されれば、普通の車に生まれ変わるわけです。 警視庁によりますと、逮捕された田村容疑者ら2人は盗難車を輸入車とする「偽造した証明書」を車検場に提出していたといいます。田村容疑者は以前、テレビ朝日の取材に対し…。 逮捕前の田村容疑者:「そのまま登録できたから。別に何もなく登録できたんで普通の車じゃないですか」 国土交通省のチェック体制も指摘されていましたが…。 国交省自動車局自動車情報課・金子修久課長:「書類上、確認はしていたが、本当に真正なものであるかどうかの、さらなる確認が不十分であった」 田村容疑者から偽装された盗難車を買わされた業者は…。 田村容疑者から盗難車を買わされた業者:「まずは『捕まって良かった』と思って。今後『僕が買った車はどうなるのかな』と思いますし。うちがお金を払っただけになっているので。(盗まれた人に)車を返してあげたいぐらいです」 取り調べに対し、田村容疑者らは容疑を否認。警視庁は組織的なグループによる犯行とみて詳しく調べています。 テレ朝ニュース
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